まだ間に合う、さっぽろ雪まつりを誰もが簡単にキレイに撮影する3つポイント

冬はイベントが目白押し。イルミネーションにライトアップ。輝く光は、どの季節の中でも冬が一番ですよね。それは冷え切った空気が景色を綺麗に映し出すからです。
冬の一大イベントといえば、「さっぽろ雪まつり」(第69回さっぽろ雪まつり公式HP)です。毎年、国内外から開催期間1週間に200万人近くが一目見ようと約1週間に集まる有名なスノーフェスティバルです。ご旅行の予定を立てている方もいらっしゃるかもしれませんね。
ライトアップされる大雪像、街を彩るホワイトイルミネーション。カラフル、キレイは、SNSで共有するのにうってつけ。インスタ映えする写真を撮って、共有したくなりませんか?
そこで今回、たった3つのポイントを押さえることで誰もがキレイに撮れる方法をお伝えします。

撮影は昼間より薄暮から夜間を狙え

さっぽろ雪まつりのメイン会場は、札幌市の中心部の大通り公園で繰り広げられています。
札幌テレビ塔のある大通西1丁目から大通西12丁目にかけての長さ約1,5キロ。ぶらり歩いて見て回ることができます。開催時は会場の通行が一方通行となり、かなり混雑しますが、それでもぶらりゆっくりでも小一時間ほどです。

さて、せっかくの雪まつり。キレイに写真を撮るぞと張り切っている方が多いと思いますが、ズバリ撮影は薄暮から夜間がベストです。
というのも大部分の大雪像は東向きに造られていて、光が正面から当たるようにできています。見た目はキレイですが実際に写真で撮ると、のっぺりとした陰影のない写真になってしまうのです。曇りや雪の日などはさらに陰影がつくにくくなり、せっかくの雪像も背景に溶け込んでしまい写真としての面白みがなくなります。
また、会場は高いビルに囲まれた形となっているので、日が雪像全面に当たる時間帯はごくわずかで、多くは頭頂部だけとなります。そのためにせっかく写真でとったにに大雪像が浮かび上がってきにくいのです。

 

そこでオススメは薄暮から夜間。
ライトアップされるために大雪像には陰影が出て浮かび上がり、とてもキレイに写ります。

どうですか?
全然、写りが違いますよね。
また、ライトアップは大雪像をキレイに浮かびあげるだけでなく、色鮮やかにしてくれます。

 

夜間の撮影がいい理由にはプロジェクトマッピングという手法が使われていることもあります。プロジェクトマッピングとは、コンピュータグラフィックス(CG)をプロジェクタのような映写機器を使って大雪像に映像を映し出す技術のことです。2013年に初めて行われました。

このように映写機器を使うために、プロジェクトマッピングは日の暮れた夜間に行われます。


(↑ ↑ 大通4丁目会場 STV広場の大雪像、「ファイナルファンタジーXIV “白銀の決戦」)


(↑ ↑ 大通8丁目会場 雪のHTB広場の大雪像「奈良・薬師寺 大講堂」)

プロジェクトマッピングのイベント時間は公式ホームページ「第69回さっぽろ雪まつり」のイベントスケジュールでご確認ください。

夜間の撮影はこれでバッチリ

iPhoneやスマホでの夜間撮影は意外と簡単ですが、よりキレイに感じたまま撮れる方法を一つお伝えします。
それは撮りたい被写体の画面を長押して露出を整えてあげることです。
見た目と写りが大きく違うので便利な機能です。
ここではiPhoneの方法をお伝えします。

それはいたって簡単。
撮りたい場面を指で長押しするだけです。
そうするとサンプル写真のようにAE/AFロックがかかり、さらに黄色い四角の窓枠とその横にお日様のようなアイコンが出てきます。
(ちなみにAE/AFロックとは、露出とピントを固定するという意味です)


お日様のようなアイコンには縦長棒線が表示されるので、その線に指を触れて上下させると露出(明るさ)を調整することができます。
下記のサンプル写真は、上にスライドさせて明るくしたものです。露出がオーバー(明るくなりすぎ)となりました。

次に下に下げてあげると露出がアンダー(暗くなりすぎ)ます。

見た目と感じたままの露出(明るさ)に合わせると、雰囲気が違ってきます。
露出には適正というものがありますが、この機能を使うとシルエットのような写真が撮れたりもしますので、色々と楽しんでください。

寒い中、なかなかスライドさせるのは指がかじかんでしまい、「もういや」となってしまいがちです。
その場合は、明るいポイントを画面上で長押しましょう。気に入らなければ別のポイントを長押しすると、好みの明るさと見た目の感じた明るさになります。

最近の一眼レフやミラーレスカメラにも画面上をタップしたり長押ししたりすると露出が変わる機能が付いていますので、利用してみるといいと思います。

夜が無理なら朝早くを狙う

夜間は無理だなあという方も多いと思います。
その場合はお日さんがまだ低い朝早い時間がオススメです。
光が大雪像全体を照らしてくれるために陰影が出やすいです。晴天ならばよりベストです。

昼間の場合はイベントの様子と一緒に

夜間も早朝も無理という方にもとっておきの撮影の方法があります。
それはイベントの時間帯を狙う方法です。
大雪像の各会場では様々なイベントが時間単位で行われています。
そのイベントと一緒に撮影することによって、色彩を添えたり、奥行きを出したりすることができ、単調な写真から一味違う写真に変えることができます。
さっぽろ雪まつり公式ページのイベント情報を参照してください)

目先を変えて高い場所から狙う

目先を変えることは写真では大事です。
大通公園を歩いて見て回ると、どうしても大雪像を見上げることが多いですよね。
そこで高い場所を探して撮影することが、一味も違ってくる写真を撮ることができます。

定番はさっぽろテレビ塔。
展望台からの撮影もいいですが、ここはものすごい観光客でいっぱいです。
そこでオススメは『雪まつり階段下り」。

雪まつりの期間中、展望台から352段の階段を下りながら雪まつりを眺めることができます。
金網で囲まれているために、一眼レフでの撮影は難点がありますが、スマホだとキレイに撮れます。

まさに光のページェントですね。
普通に撮っても面白くないので、わざと撮影時に上から下にブラしてみると、、、、

また、近くのビルから撮影してみると、街中に溶け込んでいるような大雪像が撮れたりします。

昼間でもご覧のように陰影が出ることと、奥行きも出ます。

大雪像以外の魅力も狙う

とかく大雪像に目を奪われがちですが、写真は周りを観察することから始まります。
せっかくの旅の思い出。もっとキレイに残したいと思いますよね。
雪まつり期間中、ホワイトイルミネーションで札幌の街は輝きます。
残念ながら大通公園のホワイトイルミネーションはありませんが、キレイな電飾で飾られている場所もあります。

 

まとめ

  • 写真を撮るなら薄暮から夜間にかけてがベスト。時間の都合がきかない場合は、朝の早い時間帯やイベントの時間帯を狙う。
  • 目先を変えて高いところから撮影する
  • 雪まつり会場周辺の光を撮ることで写真の思い出はたっぷり

いかがでしたか?
例年、雪まつり期間中は雨が降るなどの「特異日」で暖かくなりますが、それは地元の人の皮膚感覚。関東や関西地方などからお越しの方にはとても寒く感じると思います。
寒さ対策はみなさんバッチリでしょうが、カメラの防寒対策もお忘れなく。スマホのバッテリーは寒さですぐに減りやすくなります。暖かくして持ち歩き、撮影時に取り出すように努めましょう。