木の上に暮らす森の民~イリアンジャヤ~

50m近い高さに建てられたツリーハウス。ドイツ人観光客が登ろうとして墜落死したこともある。今は風化して誰も住んでいない

長屋形式で結ばれたツリーハウス

高さ5-10m上に造られるツリーハウスが一般的だ

外敵、マラリア、猛毒のグリーンスネークから身を守るために木の上に住み始めたという

時折、木の上の家の「軒先」にオウムが羽を休めに訪れる。オウムは「ヤコブ」と呼ばれている

直径10cmほどの木柱が階段として掛けられている。外敵が襲ってくればすぐにはずせるようになっている

犬の牙、豚の牙で作った首飾りをつける長老。首輪には時折、貝が見受けられる。貝はメラネシア地域では「金(ゴールド)」の役目を果たす

ワニの皮膚のように「焼き印」を押していく。魔物から身を守るための風習だ

ブタの骨で鼻孔と鼻孔が結ばれる。戦前の日本人の黒人のイメージはアフリカではなくメラネシアだった

男性器は葉っぱで先端がくるまれているだけだ

ツリーハウスを建設中のコロアイ族の男性。細木の支柱の上を器用に歩く

大黒柱になる二本の木の周りに支柱が立てられた後、床を敷き、屋根の骨組みを組みあわせていく

屋根はサゴヤシの葉で葺かれる。サゴヤシはコロアイ族に食の恵みももたらす

ジャングルの中で結実するバナナ。火で焼くとサツマイモのようにほくほくした食感になる

ツリーハウスの中には「囲炉裏」があり、その上にブタの頭蓋骨がぶらさがる

サゴヤシの樹皮下にたくさんのサゴ甲虫(カブトムシの一種)の幼虫が採れる。貴重なタンパク源だ

突然、木の上に向け弓が構えられた。狩りで主に仕留める動物はカスワリ、ノブタなどだ

黄土色をした川からつり上げられた川魚。泥臭くなく、非常に美味

竹籤(たけひご)状の蔓(つる)と木を擦り合わせて火を起こす。着火までに要する時間は30秒とかからない

男は石斧を使って高さ15m直径60cmのサゴヤシを切り倒していく

石器時代さながらの石斧。直径60cmの木をわずか20分ほどで切り倒す威力がある

倒されたサゴヤシの木を女性たちは歌いながら木斧でチップ状に砕いていく

サゴヤシの木の随からは主食となる澱粉が採れる

細かく砕かれた木の随を運ぶ女性。サゴヤシの葉の繊維で作った腰ミノを使う

細かく砕いたサゴヤシの木の随に水をふくませる

サゴヤシから澱粉を採る仕掛け。サゴヤシの樹皮を利用して、澱粉を含んだ水は上から下に流れるようになっている

水を含んだサゴヤシの木の随をこねて水分を絞り出す

絞り出された水を貯めてしばらく沈殿させる

沈殿物は澱粉となって彼らの主食となる。乾燥させて保存することが多い。食感や味は甘みのないラクガンのようだ

絞り出された水を貯めてしばらく沈殿させる

コロアイ族はインドネシア・西パプア(イリアンジャヤ)の低地ジャングルに住む。近くを標高4000mの山々を水源とする川が流れていく

川に映える夕焼け。行き交う丸木船が影絵のようだ

雨上がりに川にかかる虹の下を進む丸木船。東欧チェコからの探検グループが乗っていた