「自己責任」

昨日、一昨日と札幌は時々小雪の降る寒い冬日だった。
今日は一転して朝から青空が広がり、ぽかぽかする陽気。道南の函館では桜の開花宣言が行われて、いよいよ桜前線も北海道に上陸。
桜は徹底的に明治以降、教育の中で日本、日本人とリンクするイメージとして刷り込まれていったのだが、北国に住んでいると、そういった背景を無視してまでも、私は桜の季節を楽しみにしている。
ああ、それにしても相変わらず「自己責任」論争。タワケ(名古屋弁でアホ、ばかの意)と叫びたくなる。
平和ぼけの日本ならではの論争。というよりも個人を卑下するからこそ、こういう問題がでてくるんだなあ。
先日も、ある人と話をしていて「それではJICAという組織のボランティアか、NHKのジャーナリストが人質になっていたらこうした問題になっていたのか」と問いただしたところ、「いやあ、それはあなた。組織に入っていると言うことは、きちんとしているということ。つまり自己責任を果たしている」とぬかすではないか。何気ない発言だが日本人の根底にある思想、生き方をみたような気がした。
その時、のんだ言葉がある。「大手の組織はフリーを現地に残して避難をしているんだよ」。