セピア色の札幌

今日から「セピア色の札幌」シリーズを始めました。
少しずつ撮り貯めた札幌の下町の光景を紹介していきます。
主に撮影するのは現在、私が住んでいる山鼻地区。アイヌ民族にとって悲劇の「開拓」は札幌では山鼻地区で東本願寺を中心に始められた歴史があります。もっともこの東本願寺の青年部では自分たちの誤った過去を見直そうとアイヌ民族との交流を進めていますが。
戦後はこの地区に樺太からの引揚者が多く住み着いた経緯もあります。
5つの商店街が縦横に伸び、札幌の下町情緒が残る場所です。しかし、現在はさびれ、その場所に新しいマンションや施設が建ち並び始めています。
そうした隙間には数多くの「戦前・戦後」の建物が見受けられます。石造りの蔵、土蔵、瓦屋根。
今、記録していかなければ多くは壊されていく運命にあります。その一方で、古い建物を利用した食堂や和菓子屋さんなども見受けられます。個人的にとても面白い町のたたずまいを感じます。
また、この地区は屋号の印も札幌で一番多く残っています。
セピア色で表現することが果たして正しいのか、実は迷っているところです。というのもセピアにすることでイメージとして過去のもの、過ぎ去ったものという考えがつきまとってしまうからです。
とりあえず、セピア色での表現を目指してみます。